民話の里 遠野の宿が醸したどぶろく / どぶろく 水もと / (要冷蔵)
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生産者情報
とおの屋 民宿とおの
ご笑味いただく「どぶろく」は、当宿の自家醸造です。
どぶろくは日本で最も古典的なお酒とされ、その歴史は米作と同じとも言われます。
作り方は日本酒と同じですが、米、米麹、水を発酵させ、もろみをこさずに作ります。古来収穫した米を神に捧げるときにどぶろくを供えて、来年の豊作を祈願した風習があり、現在でも各地の神社で行われているようです。
遠野は、古くから各集落で密かにどぶろくを造る文化があり、国内のどぶろく特区の第1号の場所にもなりました。私たちのどぶろくは、そんな国内でも屈指のどぶろく文化が根付く土地で生まれました。
どぶろくは「素朴な味わい」と評されることが多いですが、一方で、田舎くさいと捉えられることも少なくありません。私たちは、その味に違和感を感じ、全く逆の味を目指すことにしました。日本酒の蔵元での修行など10年以上にわたる試行錯誤を経て、エレガントで洗練された味わいのどぶろくを造ることに成功しました。火入れをせずに丁寧に発酵させた生の「どぶろく」は、3ヶ月〜6ヶ月熟成させてからご提供しており、生きた酵母の影響で約2〜3年経っても酵母が死なないで保存が可能となっています。
また、私たちは「どぶろく」という古典的なお酒に対して、伝統的な清酒の製造法を応用することで米のおいしさを最大限引き出し、洗練された味を生み出すことができました。江戸時代に生まれた「生酛」、鎌倉時代に生まれた「水もと」がございますので、ぜひ味の違いを楽しんでいただけたらと思います。
どぶろくの醸造米は、亀の尾を母に持つ、遠野の気候にあわせて開発された幻の「遠野1号」。無農薬・自家栽培で、手間ひま掛けて愛情込めて育てています。その「遠野1号」から、工夫をかさね、洗練された味わいに磨き上げました。
商品紹介
酛とは
広辞苑には、「日本の酒を作る元になる米で、新たに米を加えながら増殖し肥育させるもの」とあります。酛は水、麹、米から作られます。酛の作り方の違いにより、水もと(無添加)、生酛(無添加)があります。
水もととは
「菩提酛」と呼ばれるつくりで、鎌倉時代に確立された醸造技術。水もとは、水・お米のみを使用し、天然の乳酸菌を発酵させ仕込み水を造り(そやし水)、この仕込み水に蒸し米と米麹を入れ、天然の酵母菌を繁殖させ醸す仕込み方法。「菩提酛」の名前の由来は、奈良県奈良市郊外にある菩提山正暦寺で秘宝とされた酒母造りの方法であったことからこの名前がついたとされる。
味わい
自然の乳酸菌を活かしたナチュラルで柔らかい味わい。発泡性が強く切れ口の良さが特徴。濾す事やミキサーする事 火入れ殺菌も一切せずに、「水」「お米」「米麹」のみで醸した、完全「生」の味わいです。
容量 |
720ml |
タイプ |
どぶろく |
度数 | 14% |
地域
|
岩手県 / 遠野市 |
生産者
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濁酒酒造場 |
原材料 | 米(遠野産遠野1号)、米麹 |
その他 | 要冷蔵 |
*ギフトラッピングご希望の方は、こちらよりボトルサイズにあったものをカートにお入れください。
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