マルク・テンペ / MT ヴァン L.06 クルール キャプシーヌNV Dom Marc Tempe / MT Vins L.06 Couleur Capucine
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生産者情報
マルク・テンペから”MT VIN”(エム テ ヴァン)という新しいプロジェクトのオファーがあ りました。 アルザス北部にあるマルクと同世代の友人が、20haほどの大きな畑を持っており、 ビオディナミでブドウ栽培をしております。大変質の良いブドウを所有しているので すが、醸造は、その息子が担当しており、なかなか自分たちだけで全てのブドウで ワインを生産しききれない、とのこと。 そこでマルクが醸造に加わり、今まで彼のドメーヌワインとしては出来なかったような ことにチャレンジしたシリーズです。 ”よりナチュラルに、よりカジュアルに親しみやすく”を意識して造っているとのことで、 いままでの味わいのスタイルとは大きく異なります。彼をよく知る人には珍しく映ると 思いますが、全てサンスフルで仕込んでおります。また、サンスフル仕上げでも、より 安定感をもたらす為、今回の発売キュヴェは、マセラシオンキュヴェとして生産して おります。 アルザスの巨匠「マルク・テンペ」の更なるステージ、新プロジェクトワイン、 是非、御賞味ください!
2004年 東京渋谷の小さなオフィスにアルザスからサンプルが届きました。それがマルク・テンペとの運命的な出会い!驚くばかりの凝縮感とナチュラルな味わいに引き寄せられるかのように、すぐさまフランス東北部ドイツ国境の地へドメーヌ・マルクテンペはアルザス南部の中心、コルマールから7kmほど進んだ南西向きのツェレンベルグ村に有ります。
アルザスは南仏のペルピニャンの次に降雨量が少なく、乾燥した地域。南向きの夏の畑は「目玉焼きが焼けるほど」暑いため、ブドウにもしっかりと糖度がのります。標高は225 ~260m、粘土石灰土壌をベースに、ヴォージュ山脈の花崗岩や黄色みを帯びた石灰の混じる多様な土壌は、さまざまなブドウ品種に適合し、ミネラルたっぷりなふくよかな味わいを生み出します。
初夏、マルクの畑の土からはなんともいえない深い土の香りが漂います。雑草も元気に生い茂り、ブドウの樹の根元には直径1cm弱のミミズの穴がポコポコ。そう彼の畑はビオディナミ。総面積8haの畑で、93年からビオロジック、96年からビオディナミに取り組む彼は、化学肥料や農薬をいっさい使わず、芽かきによる収量制限や夏季剪定も行ないません。ブドウの樹が自分の力でうまいこと育っていくのを助ける以外は何もしません。見れば樹には太ったエスカルゴ(かたつむり)も。除草剤や化学肥料を使った近くの畑と比べて生き物の数は雲泥の差。
「おいしい畑はかたつむりも知ってるよ!」太陽の光を一杯に浴び糖度が充分にのったブドウは9月に選果しつつ手摘み収穫。房、茎をつけたまま優しく5 ~ 6時間かけてプレスします。「テントウ虫が生きたまま出てこられるくらいやさしいプレスなんだよ」と彼は言います。地つきの天然酵母で仕込むマルクのワインからは明るく前向きな温かさを感じます。その後アルザスの伝統的な大樽フードルと古樽の中、シュールリー(澱の上)で2年間の熟成、一般的アルザスワインに比べ新ヴィンテージのリリースが遅くなるのも頷けます。
2006年の初来日後、幾度となく私達のもとへやってくる日本大好き、とてつもなく陽気な彼は見かけに似合わず繊細な芸術家 「私は画家 セパージュがキャンバス テロワールは絵の具」とその土地風土とブドウそのもののエネルギーに敬意を表します。今やアルザスビオディナミの第一人者といっても過言ではないマルクのテロワールごとの味わいをお楽しみ下さい。
商品紹介
8日間醸したピノグリ55%と直接圧搾したピノオーセロワ45%を アッサンブラージュ、ステンレスタンクとフードルで発酵・熟成しまし た。夕日を思わせるオレンジカラー、いちごジャムやフランボワーズ、 すりおろしリンゴのアロマ、ほのかに甘みのある果実味と酸味のバ ランスが良く、白いイチゴを食べた味わいにじわじわとエキスが拡 がる上品で上質な逸品です。
容量 | 750ml |
タイプ | オレンジ |
度数 | 12.5% |
地域 | フランス / アルザス |
生産者 | マルク・テンペ |
ブドウ品種
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ピノグリ55% ピノオーセロワ45%(手摘み/平均20年) |
その他 |
SO2無添加 無濾過・無清澄
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*このワインはアルザス型のワインボトルの為、ギフトボックスのご利用ができません。
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