白ワイン

ヴォドピーヴェッツ / ヴィトフスカ・アッカ [2015]Vodopivec / Vitovska H

¥9,570 (税込)

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ヴォドピーヴェッツ / ヴィトフスカ・アッカ [2015]Vodopivec /  Vitovska H
ヴォドピーヴェッツ / ヴィトフスカ・アッカ [2015]Vodopivec /  Vitovska H

生産者情報

見た目だけでなく中身も超かっこいい、ワインに関する一切の妥協を拒否、労を惜しまず、リスクを恐れず、若さ(絶対的な経験の少なさ)を精細に観察することでカバー…Mr.ストイックことパオロ ヴォドピーヴェッツ。

とことん努力する天才パオロ

パーネヴィーノのジャンフランコは狂気の沙汰ともいえるパオロの生き方、仕事に捧げる莫大な時間、労力を目にして、”俺には無理” と匙を投げ、スロヴェニアの巨人ヴァルテル ムレチニックはパオロの畑を見て「僕が今までで見た畑の中でいっちばん素晴らしかった!パオロが僕なんかよりも遥か先を見据えていることを見せつけられちゃった感じだよ。いや、本当に凄いよ!」と絶賛、その仕立てはレ ボンチエのジョヴァンナも新しく開墾した畑で採用し、そのジョヴァンナ、マッサ ヴェッキアのファブリーツィオをして天才と言わしめる“努力する天才”です。

トリエステ県カルソ地区のほぼ中心ズゴーニコにあるヴォドピーヴェッツ家。代々農業を営んでいますが、パオロ&ヴァルテル兄弟によってワイナリーとして本格的な生産&ボトリングを開始したのは1997年のこと。カルソという土地を表現するにあたり、ヴィトフスカこそ最良のブドウであると信じ、自ら開墾した畑はヴィトフスカのみを植えています。

カルソは、石灰岩台地で土が少ないところで、既存の畑というのは土が多かった場所か、もしくは客土(外から土を持ってくること)をしたところであったりします。彼が最初に開墾した畑も客土をしたそうですが、すごく後悔をしているとのこと。その後の畑は、土が少なくてすぐに石灰岩の岩盤に当たる所を、まずは表土を除け、削岩機のようなもので岩盤を砕き、岩ないし石状にし、除けておいた土を戻すという気の遠くなるような作業で、自ら開墾し仕立てたのです。

考え抜かれた仕立て

とても低い仕立てになっているのは、地熱の影響でブドウがより凝縮するように、ブドウの枝が垂直方向により高く伸びることができるようにするため。ブドウ樹1本1本が3本のロウソクを置けるような燭台型になっているのは、それぞれの燭台の先に生るブドウを均質化する目的で、根からの距離をほぼ均等にするため。燭台部分が直線的になっているのは、強い風の多いカルソという地域で、折られないよう枝を針金の間に通しやすくするため。

当然のことながら一切の灌水を行わず、極稀に必要だと判断した場合にのみ牛糞をベースにした完熟堆肥を入れるが、飼料もカルソ産の一切農薬を使っていないものを与えられた、カルソで育てられた牛のものを使用。ありとあらゆる農薬を使わず、数年間はボルドー液さえも使わず、海草やミネラル、土など自然素材をベースにした薬剤のみの栽培にも挑戦。近年はこの薬剤をベースに、ボルドー液の使用は1-2回程度にとどめるようにしています。これはボルドー液の構成要素である銅が、皮に付着・残留するのを極限まで無くす(減らす)ためで、長期間の醸し醗酵を行うパオロならではの発想なのかもしれません。

ワインへのリスペクトが神殿になる

2009年には新しいセラーの建設に着手(2011年5月に完成)。壁はカルソの岩盤むき出しの状態で、セメントは天井にのみ使われ、そこに塗られた塗料も土をベースにした天然素材のもの。円が2つくっついたような形をしているのは、パオロが角(かど)のある構造を嫌ったため。大気もエネルギーもある程度均等に循環させるためには大切だと彼は言います。セラーから出て、電源を切ると、セラー内には完全に電流が流れない状態になり、これも電磁波の影響なくワインをゆっくり休ませてあげるためとのこと。ワインにここまでリスペクトが払われているセラーを僕は見たことがありません。このセラーの建設において驚くべきは、削岩機による穴掘り作業以外は基本1人でやったというのです!!このセラーはワインの寺、神殿のようなものだと彼は言います。

 

商品紹介

2015年は太陽に恵まれたヴィンテージ。どのキュベに関しても、我々がMr.ストイックと呼ぶパオロが醸したとは思えないほどに明るく外向的で、享楽的な雰囲気さえ漂うものとなっています。

2018年の秋、石川達也杜氏、福岡の名店(迷店?)Fの2人と日本が誇るスーパーサービスマンN氏と一緒に造り手を訪ね歩いたのですが、パオロは僕たちをトリエステの最重要観光名所であるウニタ ディタリア広場に面する、内装も恐ろしくゴージャスなレストラン(料理も素晴らしかったです!)に連れて行ってくれました。持ち込ませてもらった2015ヴィンテージのワイン(トップバッターはオリージネでした)を飲んだ石川杜氏、その予想だにしなかった味わいに跳び上がらんばかりの驚きよう…ではなく、文字通り椅子から跳びはねて驚いていました(笑)。

2015ヴィンテージですが、オリージネ、ヴィトフスカ、ソーロの定番3種類に加え、ヴィトフスカH(アッカ)というワインがっ!!

全ての区画を自身が生まれ育ったコッルドゥロッツァ村に所有するパオロ、以前から手に入れたいと考えていた区画の所有者が、2014ヴィンテージを最後にブドウ栽培をやめることに。パオロは即座にその区画を購入したい由を申し出たのですが、売買契約は難航。結局パオロが入手できたのは2015年の6月頃で、剪定もせずに放置されていた樹にはすでに2015ヴィンテージのブドウが…。もともと彼が理想とするブドウ樹の仕立て方ではなく、その年を最後に樹を抜き新たに植え直す予定だったこともあり、そのままのワイルドな状態で収穫を迎えることに。

当初、その区画で獲れたブドウは、ノーマルのヴィトフスカに使用する予定でした。他の区画のブドウ同様に除梗し、プレスしたブドウをアンフォラに入れていたところ、一部の果皮&種がアンフォラの外にこぼれてしまったそう。ですが、まずはその日収穫したブドウをアンフォラに入れることを最優先することにし、こぼれた果皮をセラーの床にしばらく放置することに。そして数時間後、全てのブドウをアンフォラに入れ終え、(こぼれた果皮を)キレイに片づけようとしたところ、果皮が異様なまでに褐変していることにパオロは気が付きます。パオロ自身、そのようなスピードでヴィトフスカというブドウが褐変する例をそれまでに経験したことがなかったそうで、彼が思うに、ヴィトフスカというブドウが剪定というある種の人為的“教育”を受けなかったせいで、半野生化したした際に顕在化する特性なのではとの事…。

なんにせよ、他のアンフォラに入れたブドウ同様に、約半年間のマセレーションを施したとしたら、オレンジどころか茶色いワインができてしまうと危惧したパオロ、翌朝に圧搾し、モストだけを別のアンフォラに戻し醗酵を行うことに。果皮がなかったからか、醗酵は遅々として進まず、終わったのが翌春だったそう。そのまま澱と触れ合った状態で更に半年熟成させ、2016年秋に澱引きし、再びアンフォラへと戻して18か月熟成させた後にボトリングしたのが今回入荷のアッカです。アルファベットのHは、イタリア(語)では“無”を指すそうで、果皮がない状態で醗酵させたのでH(アッカ)という名前にしたそうです。

2018年の春のサロンでこのアッカを試飲した際、ワインをサーブしていたパオロの弟ヴァルテルは他のイタリア人のお客さんに向かって、

「皆さんがこのアッカというワインを飲むのは、今日が最初で最後の機会になると思います。なぜかと言うと、とある(ここだけ少々声大き目にして、僕に向かってウィンクをしながら)日本人が全部買うことになっているんです。」とオータにとっても寝耳に水な話をしているではありませんか。なので、「えええええええ、そうなんだぁ…。そうなのね…ホントに知らなかった…。皆さん、大変申し訳ありませんっ!」と謝っておきました(笑)。

ホントにヴィトフスカだけなの?マルヴァジーアとか少し入ってるんじゃないの??と疑いたくなるほどのアロマティックさを備えた、なんの引っ掛かりもない危険な飲み心地のワインです。恐らくですが、ヴォドピーヴェッツ史上最初で最後となるマセレーションを施していない、正真正銘の白ワイン(実際には鮮やかな黄金色を呈していますが…)となるのかと!

容量 750ml
タイプ
度数
12.5%
地域
イタリア / フリウリ
生産者
ヴォドピーヴェッツ
ブドウ品種

ヴィトフスカ

その他

 


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ヴォドピーヴェッツ / ヴィトフスカ・アッカ [2015]Vodopivec /  Vitovska H
ヴォドピーヴェッツ / ヴィトフスカ・アッカ [2015]Vodopivec /  Vitovska H