たばこの販売分析①
今日はタバコ販売を分析してみました。一口にタバコといってもJTやフィリップモリスが販売している大手の紙巻タバコと、葉巻や手巻きなど一般的にコンビニでは売っていないタバコに大きく分ける事ができます。
昔はタバコ屋さんという商売が成り立ったし、酒屋でもタバコの販売は行っている店が多かったけど、今はその位置を完全にコンビニに譲りました。完全にです。コンビニのタバコの種類って300種類近くあるんですよ。
コンビニは1日1,000人来店する形態の店で、中でもタバコの売上がかなりの割合を占めます。(タバコの売上がコンビニの売上の何%を占めているか気になる人はググってみてください。)なので、300種類もの品揃えができるのです。
川越角屋酒店のように、品揃えを絞った専門店では幅広いタバコの販売に対応することはそもそも不可能なのです。タバコを売ってることはレジに来れば分かるので、ついでに買おうとしてくれるお客様もいらっしゃいますが、300種類のコンビニに対して、うちでは60種類くらいです。お客様の欲しいものを提供できないケースの方が多いのです。
今現在うちにある60種類のタバコは、ほぼ常連様の為のタバコです。うちの発注者がその常連様のお顔とお名前と来店されるタイミングを見計らって発注しているという職人技を持っています。(すごい!!(笑))
時々、その常連様が禁煙するってケースが起こります。するとその銘柄どうなるか。1ミリも動かなくなります(泣)。嗜好品なので、難しいんです。タバコ。
で、本題なんですが、そんなこんなで動かなくなるタバコが徐々に増えてくるんです。リニューアルした時は多分80種類くらいはやってたかな。この2年でも急速に種類を減らしています。そもそもJTなどの大手たばこメーカーはうちみたいな小さな販売店には、もう営業に来ません。少し前には自販機も撤去されました。理由はただひとつ、売れないからです。(JTさん責めていませんよ。)やっぱり24時間やってて、品切れも少ないコンビニにお客様は流れます。
(続く)