たばこの販売分析②

たばこの販売分析②

タバコ=「コンビニで買うもの」

この図式が完全に定着しています。

ところで、川越角屋酒店では紙巻タバコや葉巻など、コンビニでは扱っていない商品も取り扱いしています。これらはコンビニ対抗策でもあるけど、元をたどれば東日本大震災の時、福島のたばこ農家さんからの供給がストップして、全国的にタバコ不足になりその代替品として始めたものです。

こちらも幸い常連様がいらっしゃいます。本当にありがたいです。ただやはり嗜好品です。品揃えを増やしたり、新商品を取ったり、売場の活性化を図ったりはしてるけど、徐々に徐々に不良在庫が増えてきました。

先日も書きましたが、やはり限られた売場では売れないものは見切りをつけて、他の商品の為のスペースを空けてあげなければなりません。発注者の職人技に頼り切っていたタバコの売筋死筋分析をしてみると、1年間全く動いていない銘柄がずらり…。…。

酒屋で酒を買うという習慣がほぼ無くなり、酒を求める人がスーパーに流れたように、タバコも同じように時代の流れで難しくなっています。必要とされている銘柄と、動かない銘柄を分ける。動かない銘柄は処分し、棚のスペースを空ける。空いた棚にはタバコではない商品の品揃えをする。

現状の店の使われ方を考え、また川越角屋酒店の「お酒が飲めなくっても楽しい酒屋」のコンセプトに合わせて、有効に棚を使っていきたいと思います。