【ナチュラルワイン】年越しそばとサッサイア(2025/1/5)#5

【ナチュラルワイン】年越しそばとサッサイア(2025/1/5)#5

年末に「年越しそば×ナチュラルワイン」の企画販売として、生そばと「ラ・ビアンカーラ / サッサイア 2022」のセット販売を行いました。企画を面白がって購入してくださいましたお客様、ありがとうございました!

蕎麦とワイン?!一見すると奇怪に思われるこの組み合わせ、試してみたくありませんか?実はお蕎麦とナチュラルワインはとっても相性がいいんです。

もちろんナチュラルワインだからと言っても全てが相性抜群とは限りません。今回は数あるナチュラルワインの中から川越角屋酒店の長堀が1本厳選しました!他にも相性が良いワインはたくさんありますが、1本選ぶならこれ、という「渾身の1本」です!!

ワインは「ラ・ビアンカーラ」というイタリアのヴェネトの生産者から、「サッサイア」というワインです。優しくも旨みのある飲み心地で、ナチュラルワインを飲んだことがない、って方にも寄り添うワインです。しかもこの企画のために、「サッサイア」を12本確保して、半年くらい寝かせておきました。(サッサイアはこの企画のみの販売となります。)

マメツゲさんとのお蕎麦との相性が抜群なのは身を持って立証済み。しかも【打ち立てのお蕎麦】です。またこのワインはお雑煮やおせちなどお正月のお料理との相性もバッチリですので、飲み切らなくても大丈夫。時間をかけてゆっくりとお楽しみください。

「年越しそば&ナチュラルワイン」

新しい年越しのご提案です。是非是非お試しください!

【マメツゲ、大野さんから一言】
特に産地とかそういうこだわりある系の蕎麦ではないのでアレなんですが、超老舗そば粉業者「宮本製粉」さん厳選のブレンドそば粉。凄いたまたまなんですが今「新そば」です✨

【川越角屋酒店、長堀から一言】
ナチュラルポカリスウェット?!の異名を持つこのワイン。派手な香りや味わいではありませんが、とても飲み心地が良く、気付いたら1本開いてしまってる。イタリアのナチュラルワイン界の大御所が醸す気取らない味わいで日本のお料理によく合うワインです。

さてさて、実際に合うのかどうか実食してみました。写真のようにワインの液体は透明に近いというよりは、やや黄金色の液体です。これはワインの一部を醸し発酵という手法をとっていることによる色調です。このワインに関しては全てのブドウではありませんが、一部をブドウの皮ごと液体に漬け込んでいる期間を長くとっています。(醸し=マセラシオン)それにより、液体が黄色になり、ワインにコクを与える効果があります。

開けたてからしばらくの間は、ワインが閉じ気味でスッキリとした味わいです。まだワインが開き切っていないので、コクが出過ぎず爽快な時間もそばの出汁感と相性がいいです。その後、時間が経つにつれてジワジワと旨みが溢れ出してきます。お蕎麦はおそらくすぐに食べ切ってしまうと思いますが、そばと合わせて1本丸ごと飲み切る必要はありません。

その後も本領を発揮し続けるのがサッサイアの真骨頂!年越しそばを食べた翌日からは、おせちやお雑煮などお正月料理を召し上がる方が多いと思います。抜栓二日目以降はどんどんコクと旨みが増していきます。抜栓直後の爽やかさは姿を後ろに隠し、味がどんどん乗ってきます。味わいが開いてきたサッサイアは出汁の効いたお料理、煮物などとの相性が完璧です。

ナチュラルポカリとも言われることもあるサッサイア、スルスルと身体に入ってくるので下手するとすぐに飲み切ってしまいます。僕もなんとか我慢してこのnoteを書いている1/5現在、まだ少し残してあります。ナチュラルワインをあまり飲んだことがない、って方にも最初にオススメしたい1本です!