ブラインドティスティング

ブラインドティスティング
友達と集まってブラインドティスティングをしました。ブラインドティスティングとは、銘柄を隠して注がれたワインを飲んで、産地や生産者などを推察していくというティスティングです。ワインの色調と香りと味から、徐々に情報を絞り込んでいきます。

まずは国です。フランスかなイタリアかな、その他かな。次にエリアです。北の方なのか、南の方なのか。なんとなくアタリをつけたら次は葡萄です。このミント系の香りは何だろう。最後に軽く舌にまとわりつくネットリ感は?単一品種?これまで培った情報をフル動員させて、頭の中にある引き出しを開けては閉じて。

一切の主観や事前情報を抜きにして、ただひたすら自らの鼻と舌を研ぎ澄ませて目の前のワインと向き合う。なかなか集中します。しかし、一度直感的にこれだ!と思った場合は、もう頭にそれがこびりついて離れません。それがそのワインである為の理由を探す方に頭が、鼻が、舌が向かっていきます。

でもなんとかその情報を引き剥がして、もう一度そのワインと向き合ってみると別の情報が浮かび上がってくることもあります。頭の中であっちこっちを行ったり来たり。でもそもそも引き出しがない場合は、サッパリ分かりません。はい、お手上げ。飲んだことない。

さて、昨日の僕の場合、味筋の系統はティスティングコメントとしては正しかったんだけど、結局ワインは当てられず。当たったのは国だけでした。2本目のワインは国だけは推察できましたが、僕はお手上げ。一緒にティスティングした友達はさすがに良いところまで絞り込んでました。

というわけで、まだまだ修行が足りません。修行すっぞ!