ルクレアシオン2020
本日は定休日。とはいえ、午後から日本酒の試飲会にワインの試飲会。昨日もワインの試飲会だったので、若干肝臓が疲れ気味です。
昨日は自然派ワインの試飲会ルクレアシオン2020に参加してきました。毎年この時期に行われていて、約10社くらいのインポーターさんのワインを一度に試飲できる貴重な会です。
全てのワインを試飲はできないので、お付き合いさせていただいているインポーターさんのワインを中心に試飲していきます。ヴィンテージの違いや、飲む時期の違いなどもあり、以前飲んだことのあるワインもまた違った表情を見せたりします。半年前に飲んだ同じヴィンテージのものが、あれ、こんなに美味しかったっけ。ということが良くあります。それが自然派ワインの面白くも難しくもあるところですね。
やっぱり初めての印象って大事で、初めて飲んだときのワインがちょっとネガティブな表情を見せたりすると、なかなか2回目に手が伸びなかったりします。何度も同じワインを開ける機会はなかなか訪れないので、このような会は本当にありがたいです。1回目は発注しなかったけど、2回目飲んでみて発注すること、結構ありますよ。
もちろん昨日も新しい発見がいっぱいありました。繰り返し飲んでいくなかで、あらたな発見に気がついたりとか、久しぶりのリリースのワインがあったりとか。また昨日はフランス人の生産者が来日していたので、色々お話を聞くことができたりとか。
昨日はシャブリの生産者トマ・ピコさんが来日していました。いつも思うのですが、自然派ワイン生産者の方たちは誠実そうな方が多いです。厳しい自然に向き合っているからでしょうか。トマ・ピコさんもここ数年不作に喘いで、まともに生産できた年がありません。比較的ぶどうが取れる南仏のぶどうを購入してワインを作って凌いだりとか、本当に大変な暮らしを余儀なくされています。そんな中リリースされたシャブリ2017ですが、エネルギッシュでいて上品、一本筋の通った酸とクリアでピュアなエキス。素晴らしいワインでした。洗練されいて美しいラベルデザインの話も聞くことができました。
他にも沢山美味しいワインがありましたので、ご紹介するのが楽しみです。