ワインの入荷
ワインが入荷します。
まずやることは、店のPCで商品マスタの登録です。生産者名、商品名、アルコール度数、売価入力、バーコード割当などです。このバーコード割当がやっかいです。川越角屋酒店で扱っているほとんどの輸入ワインは、バーコードがついていません。現地で商品ラベルとか裏ラベルを貼付するんだから、そこにバーコードを入れ込んでくれればいいのに、っていつも思うんだけど、バーコードついてないんです。
そこで、店でバーコードを割り当てます。バーコードを割り当てた後は、バーコードシールを発行します。バーコードの金額が間違えてないか、レジで確認します。間違えないように一本一本ワインに貼付します。(結構気を使います)
まずはここまで終わればとりあえず棚に並べることができます。ただ、この状態ではワインの情報が全くお客様に伝わらず、価格すらついていないので、ただ並んでいるだけです。
なので、次にエクセルでプライスカードを作ります。プライスカードに載せる情報は国、生産地、生産者、ワインの名前、生産年、色、ぶどうの種類、醸造方法など、ここまでをインポーターさんのHPなどから探し出して入力します。
そしてワインのティスティングコメントや、生産者にまつわる話などを書きます。ティンスティングコメントは、試飲会のときのメモ書きを頼りに味わいを思い出して書くことが多いです。インポーター資料にある場合は、参考にしたりもしますが、なるべく自分の言葉で書くようにしています。これは手書きで書いています。
ちなみに川越角屋酒店の場合、赤ワインは赤で、白ワインは緑、ロゼワインはピンク、今注目のオレンジワインはオレンジで書いています。
川越角屋酒店では1ヶ月に30種類以上の(いやもっとかな)新しいワインが入荷しますので、この作業に結構追われています。ときどきプライスのついていない状態のワインが並んでいます。またプライスカードはついていても、ティスティングコメントが未記入のことがあります。
これは余白を残して、お客様と会話をするために敢えてそうしてあるのです。何にも情報がついてないくて、ただ置いてあるだけのワイン、気になりませんか。
なーんて書くとそれっぽく感じませんか。もちろんこれは嘘で、単に追いついてないだけです。そんなこんなで、プライスの付いてないワインがありましたら察してください。いやいや、もうちょっと頑張ります。