ハレの日ワイン ~成人の日に飲みたいワイン~

ハレの日ワイン ~成人の日に飲みたいワイン~

本日1/13(月)祝は成人の日ですね。

新成人の皆様おめでとうございます!さて、本日はそんな成人の日に飲みたいワインをご紹介したいと思います。 

1月13日「成人の日」

アレックス・フォワヤール フランス ボジョレー

「ボジョレー・ヴィラージュ 2018」

成人の日とは、

「おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」

と法律で定められているそうです。

アレックス・フォワヤールという生産者が居ます。20代ですが、偉大な父ジャン・フォワヤールから独立して、自分のドメーヌを立ち上げた生産者で、簡単な経歴は以下の通りです。

ワイン学校卒業後、英語が全く話せなかったアレックスは語学を学ぶ傍ら、他の国のワインづくりも一度体験してみたいと、オーストラリアに飛び 1 年間ワイナリーやレストランで働く。2015 年 2 月に帰国、父のジャンのドメーヌで収穫終わりまで働き、収穫が終わった後、再び他の国のワインづくりを体験してみたいと 今度は日本へ旅立つ。 2016 年、日本帰国後再びジャンのドメーヌ戻り、22歳の時に正式に従業員として迎え入れられる。その後ジャンと一緒にボジョレー中の畑を回り、2haの畑を購入。そのブドウで仕込んだ 2016年ファースト・ヴィンテージを皮切りに、2017年 8月正式に自らのドメーヌを立ち上げる。

ワイン生産者は、ブドウ農家でもあり、家業として代々後を継いでやっている生産者も多く居ます。一方でドメーヌでの修行後、独立して新たにはじめる生産者も居ます。

アレックスの場合は、父のドメーヌを手伝いつつも、自分のドメーヌを立ち上げました。ぶどうを栽培し、ワインの生産をしたい。でも偉大な父の後をそのまま継ぐのではなく、自分自身が、自分自身の信じるやり方で、造りたいワインを表現したい。直接話をしたことはありませんが、そう思って独立することを選んだのでしょう。

アラフォーの僕から見ると、20歳って本当に何でもできるな~、って思う。もちろん金銭面や環境だったり、いろいろ制限はあるかもしれなけど、そんなもの跳ね飛ばすくらいの「若さ」と「時間」って大きな武器があると思う。

自分自身が20歳の頃には、もちろん分からなかったし、当時の大人たちからも若いんだから、何でも挑戦した方が良いって言われてたと思うけど、やっぱり今大人になってそう思うんだ。

成人の日

「おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」

だから成人の日には20代で大きな挑戦をしているアレックスのワインを飲みたいな。新成人の皆さんは同世代のフランス人が造るワインを。そうじゃない大人の皆さんにも、20代のアレックスのワイン、是非飲んでいただきたいなーと。

父をして人並外れたテイスティング能力があると言わしめるアレックス。ジャン・フォワヤールの雰囲気を纏いつつ、アレックスの個性が表現されているワイン。もちろん味は保証します。