酒屋のキーマカレー

酒屋のキーマカレー

大きめの鍋に米油を多めに入れます。スパイス数種類をヒタヒタに入れます。プツプツ油がいいだして、香りが出るまで炒めます。刻んだ玉ねぎを加えます。強火で炒めること約45分。玉ねぎが飴色になったところで、豚ひき肉を加えます。豚ひき肉が色付いてきたらみりんを加えます。火が通ったところで、醤油、味噌を加えます。カレー粉をブレンドしたものを加え、最後に塩で味を調整して出来上がり。

はい。そうです。酒屋のキーマカレーの作り方です。

フードデザイナーとして活躍中の植村遊希ちゃんに教わって作っています。なんで酒屋のキーマカレーかというと、もちろん酒屋で提供してるから。あとは醤油と味噌が入ってるところがポイント。

日本酒やワインなどは「醸造」したお酒です。酒屋が提供するカレーなので、「醸造」をキーワードにしよう、という事で醤油と味噌を加えました。単にお酒を入れないのがさすが遊希ちゃん。結構な量の醤油と味噌が入るのですが、和に行きすぎないバランスの取れたカレーに仕上がっています。

このキーマカレーのトッピングはというと、大葉と小ねぎなんですね。またこれが絶妙。みりんや醤油や味噌を入れて和風に仕上げているので、大葉や小ねぎといった和素材がカレーにピッタリ合うんです。それで緑の鮮やかな色合いがカレーの上に映える。

トッピングはこれだけではありません。さらに砕いたナッツが加わります。僕個人的にナッツに目がないんです。ナッツ大好き。カレーとナッツ、めっちゃ合う。大葉の香りと小ねぎの噛みごたえもいいアクセントになって本当相性バッチリ。たまにまかない的に食べるときに、トッピングしないで食べてしまうことがあるんだけど、全然満足度が違います。こんなに違うかー、というくらい差があります。

そしてトドメは半熟卵。半熟卵の黄身がとろ〜りとなったところと、キーマカレーの相性が良いこと!

植村遊希ちゃんプレゼンツの酒屋のキーマカレーは、川越角屋酒店で召し上がれます。不定期でやっておりますが、木・金あたりは出現率が高いです。本日はやっておりますよ。ぜひお試しください。