赤ワイン
ドメーヌ・デ・フレール / レ ピュセル [2021] Domaine des Freres / Les Pucelles
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生産者情報
僕たちはアンリとヴァレンティンの2人兄弟で、シノンの近くで育ちました。
元々ワインが好きで情熱を注いでいたアンリは、2013年に彼は醸造学校へ行き、ベルジュラックで葡萄栽培とワイン醸造のBTSを取得しました。学位取得後、彼はフランス中 (ロワール、特にトゥーレーヌ) を修行してまわりました。特に重要だったのは彼の師匠となったパトリック コルビノー (Patrick Corbineau) でした。
ヴァレンティンは2015年にマコンで自身のBTSを取得。彼は真っ先にイヴォン メトラ、ジュール メトラの下で修業を行い、その関係は今でも続いており、時折電話をして栽培や醸造の相談しているそうです。彼はまた、他の優れたワイン生産者達とも仕事をし、貴重な経験を積みました。
元々ワインが好きで情熱を注いでいたアンリは、
ヴァレンティンは2015年にマコンで自身のBTSを取得。
2人は各地での修業を終え、自分たちのルーツであるシノンに戻ってきた2人は全くのゼロからドメーヌを立ち上げるべく、近隣の生産者で働きながら、シノンの電話帳で古い苗字の人たちに電話を掛けまくり、ワインを飲みながら友人になり、全シノンの区画所有者を把握。後継者の有無をも調べ尽くし、自分たちが望む土壌、樹齢を持つ区画を2年掛けて少しづつ手に入れました。そして2019年に11ha、7つの区画を入手し、全てを整えました。
彼らが手に入れた畑はシノンでも珍しい、北向きのや南向きの丘にあり、この区画周辺だけに南仏の植物がみられる日照量の多い区画。温暖化とは言え、涼しい気候が多いロワールでも間違いなく熟度が高い葡萄が入手でき、霜害も少ない理想的な区画でした。
2020年に初ヴィンテージをリリースした彼らは、コロナ禍でサロンも無い中、パリのナチュラルワインショップへプロモーションを重ね、そのクオリティが評判を呼び、ル・モンド誌にも掲載されるほどになりました。その今までにないカベルネフランのスタイルには多くの人が驚愕し、初リリースワインは3か月で完売となってしまいました。
2020年に初ヴィンテージをリリースした彼らは、
彼らのワインの特徴は以下の4点に表されます。
①土壌
活きた土壌を造る事。土中の微生物の酸素供給を重要視し、トラクターを使用せずにバイクを使用。土壌汚染を考慮し、ボルドー液は使用せず、植物由来の調合剤を使用。
②葡萄の樹
可能な限り、高く広く葉を張り巡らせる栽培。光合成を促進させ、樹自体にもエネルギーを与える。
③果実
カベルネフランは、未熟でも過熟でも荒々しいワインになる為、適熟のタイミングが3日しかない。その時期を見極め、早朝4時に収穫する事でベジタルでネガティブなタンニンを排除する。
④醸造
ピュアな液体にする為に醸造にはコンクリートタンク、古樽のみ使用。
基本的にマセラシオン カルボニックは行わず、全キュヴェ除梗し、時間を掛け緻密な仕事を行い生産をしています。
商品紹介
北向きの斜面に位置する区画で、黄色い凝灰岩の上にミラルジュ(凝灰岩が分解したもの)と黄色いテュロニア石灰岩を持つ典型的なヴェロンのテロワールの区画。
樹齢25~60年で、手摘みで収穫後、50%全房、50%除梗し、天然酵母で発酵。コンクリートタンクで6ヶ月熟成後、ノンフィルター、ノンコラージュ、サンスフルで瓶詰。
レ ピュセルの区画は、樹齢の高いセレクションマサールで構成されており、非常に高品質で熟した梗を持つブドウが収穫できる為、全房の葡萄を取り入れている。(通常、梗が太く緑色のカベルネフランでは珍しい)
クリアなルビー色の外観。フレッシュなブルーベリーやプルーンの様な酸のある黒系果実の香り。凝縮した果実の香りが複雑なアロマを生み、香りに輪郭を感じさせています。
味わいは、小粒な黒系果実をギュッと絞った様なフレッシュかつ凝縮した味わい。
Le Perouよりも凝縮していますが、全体はエレガントで軽やかに感じる程。
タンニンもあまり感じず、スルスルと飲み進められる、心地良い1本です。
今飲んでも非常に飲みやすいですが、セラーで2~3年寝かせれば確実にピークに達すると思われます。
容量 | 750ml |
タイプ | 赤 |
度数 | 23% |
地域
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フランス / ロワール |
生産者
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ドメーヌ・デ・フレール
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ブドウ品種 |
カベルネ フラン |
その他 |
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*ギフトラッピングご希望の方は、こちらよりボトルサイズにあったものをカートにお入れください。
*写真は現行ヴィンテージと異なる場合がございます。
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