白マセラシオン(オレンジワイン)

グレープシップ / こもれび [2022] GRAPE SHIP / komorebi[お一人様1本でお願いします]

¥5,060 (税込)

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生産者情報

私達は、岡山県倉敷市の船穂鶏尾(ふなおけいお)地区で、マスカット・オブ・アレキサンドリアという品種のぶどうを栽培しています。

土はさらさらでもなく、かといってネバネバもしていない。ちょうどその中間のほろほろ、砂じょう土と呼ばれる水はけの良い土質が特徴です。決して収穫量は多くはありませんが、実の中に甘みと香り、すべてがぎゅぎゅっと凝縮された美味しいぶどうが育ちます。

「晴れの国」とも言われるほどに、雨が少ない岡山県。日照時間とその光量も日本随一。食用ぶどうの産地としてはこれ以上の良い土地はなかなかありません。

しかし、近年には栽培を断念する農家が増加し、放棄されたぶどうの温室が目立つようになりました。せっかくの素晴らしい場所と設備をこのまま放っておく手はありません。そこで、使わなくなった温室を借り受けて、ワイン用のぶどうを有機栽培するようになったのです。

瀬戸内海をのぞむ、風通しの良い、南向きの丘で育まれたぶどうは天下一品。この大地と瀬戸内の太陽の恵みがあるからこそ、他に類をみないぶどうが生まれるのです。

大阪のフレンチ店でシェフとして働き、フランスにも渡り、そこで導かれるかのごとくワイン造りに出会ったあの日。今振り返れば、この船穂(ふなお)の地に根を下ろすことは、必然だったのではと思わずにはいられません。

日本に帰国して再び飲食の世界に身を投じたはいいものの、ワインのこと、ひいてはぶどうのことが忘れられずに、いてもたってもいられなくなった私の瞳に飛び込んできたのが、船穂での新規就農の募集要項でした。即座に申し込みをしたのは、言うまでもありません。これがマスカット・オブ・アレキサンドリアとの運命の出会いでした。人生をかけ、人生をとも駆け抜けていく相棒との日々は、ここから始まったのです。

そもそも、マスカット・オブ・アレキサンドリアの歴史は、相当に古い。その伝来を紐解いていけば、アフリカ大陸のエジプトにまで行き着きます。エジプトが原産のこのぶどうは、この国のアレキサンドリア港から世界各地に広まった言われています。クレオパトラも食べたと伝えられるほどに、古くから愛され「果物の女王」として名を知らしめ、その芳香で人々を虜にしてきたのです。

船穂では1886 年、明治19 年から栽培がスタート。実に134 年間、船穂の先人達が脈々と受け継いできたマスカット・オブ・アレキサンドリアの栽培。紀元前のエジプトから始まり、現在に至るまでのその歴史を思うと、今こうやって船穂で私が育てていることは奇跡なのかもしれません。

しかし、マスカット・オブ・アレキサンドリアは、危機的な状況に直面しています。高齢化や規模の縮小に伴い、耕作放棄が見られるようになりました。また、マスカット・オブ・アレキサンドリアにかわり、種がない手軽に食べられる品種の栽培が年々増加。一時に比べ、マスカット・オブ・アレキサンドリアの生産は激減しています。この状況のなか、私にできることは一体なんだろうと考える日々が続きました。

結果、ただひたむきにまっすぐにマスカット・オブ・アレキサンドリアを栽培して、その果実を食べた時、他のぶどうにはない香りや品のある甘みを味わってもらうこと。そしてこのぶどうから生まれるワインの美味しさを伝えること。この二つに生涯を賭けようと心に誓ったのです。

果実もワインも美味しいぶどう、マスカット・オブ・アレキサンドリア。その魅力を伝えていくことができたなら、次世代へバトンを繋げられると信じています。

 

商品情報

味わい

マスカット香に熟した果実と蜜のような甘やかな香り、琥珀色の液体に魅惑を感じます。様々な味わいと酸を持ち、オリエンタルな要素とほのかな苦みが余韻を引き立てます。秋の旬の食材との相性が良いので、ぜひ合わせてお楽しみください。

醸造法

ぶどうの産地、倉敷市船穂町で有機農法で育てたマスカット・オブ・アレキサンドリアだけを使用。果実を丸ごとバスケットプレスにて搾汁。小樽で発酵させ2年間樽熟成し、2024年に瓶詰め。清澄剤不使用、亜硫酸無添加。
※バスケットプレス=ぶどうの種をつぶさない繊細な抽出方法

ぶどうのこと

マスカット・オブ・アレキサンドリアを100%使用しています。2022年は天候に恵まれぶどうの状態が非常によく、12月26日に収穫しました。旨味がぎゅっと詰まったとても美味しいワインに仕上がりました。

名前のこと

新緑の季節、ぶどう畑にいるととても心地が良くて、ついつい寝転びたくなります。一休みしようと、ぶどうの木々の下に身を任せると、温かな光が降り注いできます。その瞬間は、畑仕事の合間ということも忘れて、ワインが恋しくなってきます。こもれびのなかで、ワインを楽しむことができたら、とても幸せな気持ちになるだろう。そんな私の想いから、今回のワインは「こもれび」と名付けました。折しも季節は秋へと移ろい、屋外で過ごしやすくなりました。太陽のぬくもりのなか、この「こもれび」を味わっていただければ嬉しいです。

ワインラベルのこと

ぶどう畑で寝転んだ際に、目に飛び込んでくるぶどうの葉をモチーフにして、アートスペース油亀さんに、デザインを考えていただきました。太陽の恵みを受けてすくすくと成長するぶどう。その葉のカタチを知る人は、あまりいないかもしれません。自然の光のなかでみるぶどうの葉は、光を浴びてきらめき、とても美しい。今回の「こもれび」は、ぶどうの葉をラベルのデザインにすることで、ぶどうという植物の魅力に、少しでも触れていただけたらという想いを込めました。


船穂の大地、太陽の恵み

私達は、岡山県倉敷市の船穂町鶏尾地区で、マスカット・オブ・アレキサンドリアという品種のぶどうを栽培しています。土はさらさらでもなく、かといってネバネバもしていない。ちょうどその中間のほろほろ、砂じょう土と呼ばれる水はけの良い土質が特徴です。決して収穫量は多くはありませんが、実の中に甘みと香りがぎゅぎゅっと凝縮された美味しいぶどうが育ちます。「晴れの国」とも言われるほどに、雨が少ない岡山県。日照時間とその光量も日本随一。食用ぶどうの産地としてはこれ以上の良い土地はなかなかありません。しかし、近年には栽培を断念する農家が増加し、放棄されたぶどうの温室が目立つようになりました。せっかくの素晴らしい場所と設備をこのまま放っておく手はありません。そこで、使わなくなった温室を借り受けて、ワイン用ぶどうの有機栽培を開始。2021年には醸造所も完成しました。瀬戸内海をのぞむ、風通しの良い、南向きの丘で育まれたぶどうは天下一品。この大地と瀬戸内の太陽の恵みがあるからこそ、他に類をみないぶどうが生まれるのです。

 

GRAPE SHIPワインを美味しく味わうために

醸造では、ワイン本来の香りや味わいを最大限に引き出すため、「無濾過」で瓶詰めをしています。そのためボトルの中には大小の澱や濁りが含まれます。これらはワインに旨味が詰まっていることの印であり「美味しさが見える」状態であると言えます。大きい澱が多く見られるワインもございますが、すべてぶどう由来の成分や酵母が固着したもので、ご飲用いただいても問題はございません。気になる場合は瓶底に静かに沈めて、澱が入らないようにゆっくりとグラスにワインを注ぎお楽しみください。
GRAPE SHIPのナチュラルワインは、製造から販売まで温度管理しております。お買い上げ後は気温の変化などによる品質の劣化を防ぐために、14度以下の冷暗所で、ボトルを立てたまま保管するのがおすすめです。ワインセラーがないご家庭では、冷蔵庫の野菜室で保管すると、美味しく味わえる期間をより長く保つことができます。

 

容量 750ml
タイプ
度数
10.8%
地域
日本/岡山
生産者
グレープシップ
ブドウ品種
マスカット・オブ・アレキサンドリア 100%
その他
清澄剤不使用、亜硫酸無添加


*ギフトラッピングご希望の方は、こちらよりボトルサイズにあったものをカートにお入れください。

*写真は現行ヴィンテージと異なる場合がございます。

  • 実店舗での販売も行っているため、在庫がない場合がございます。
  • 環境保護のため、ギフトラッピング以外では、ダンボールなどの梱包資材の再利用をさせていただく場合がございます。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
  • 未成年者の飲酒は法律で禁止されています。
  • 未成年者に対してのお酒の販売はいたしません。
グレープシップ / こもれび [2022]  GRAPE SHIP / komorebi[お一人様1本でお願いします]
グレープシップ / こもれび [2022]  GRAPE SHIP / komorebi[お一人様1本でお願いします]