ドメーヌ・ド・ルバック(ニコラ・シノワール )/ ジュール・ド・フェーン [2022] Domaine de L’Ubac Nicolas Sinoir / Jour de Foehn
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生産者情報
ニコラ・シノワールはローヌ地方の東側に位置するエリア、Die(ディ)で2022年よりワイン造りをしています。ディは人口5000人と極めて小さな地域で、クレレット・ド・ディーというクレレットで造られるスパークリングワインの生産地として知られています。泡でしか知られていなかった歴史的な背景としては、天候の面で葡萄の実が充分に熟さない事が理由でしたが、近年は地球温暖化の影響によりスティルワインとしても醸造できる気候に変化しつつあります。
独立をするまでの約5年は南仏やジュラ、ローヌ、オーヴェルニュなどフランス各地で修行を積んでいたニコラは、家族との定住を機に、アルプスのヴェルコル山脈に囲まれる素晴らしい自然環境に加え、標高の高さ故にワインに冷涼感が出やすいディでワイン造りをしていくことを決意しました。畑は標高450mから500mに位置する森に囲まれ、畑に足を踏み入れると気持ちが一気に晴れるような清々しい空間、10年以上前から有機栽培されているため樹と土壌の健康状態も素晴らしく、隣人もいないため農薬散布など外部からの干渉も避けることができる。ドメーヌ名の“Ubac”とは「北」という意味で、畑の斜面の向きを指します。鋭い酸味を有するワインを好む彼にとっては素晴らしい環境で、彼は「ここは葡萄が伸び伸びと、それぞれの木が思うように育っていける最高な場所。このテロワールが与えた葡萄という恵みの、ありのままの姿をワインという形で表現できたら嬉しい」と話します。物静かで真面目な性格なニコラの作業は畑からセラーを通して一貫性があり、それがワインに写し出されているように感じ、この土地の表現や可能性を探っているような印象を持ちます。ディの地でどの様なワイン造りを展開し、自己表現をしていくのか期待が高まる生産者です。
●畑及び醸造(2023年時点)
全て北向き斜面で土壌性質は主に粘土石灰質。一部は粘土質の強いマルヌ(ジュラの典型的な土壌)も混じり構成されている。
生産量は3ha、栽培品種はミュスカプティグランとクレレットのみ。
今後畑面積を5haほどに拡大し、土着品種と黒葡萄品種を植樹する予定。
商品紹介
容量 | 750ml |
タイプ | 白マセラシオン |
度数 |
12%
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地域
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コート・デュ・ローヌ |
生産者
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ニコラ・シノワール |
ブドウ品種
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ミュスカ ・プティ・グラン60%、クレレット40% |
その他 |
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