ルイゾン・リヴィエール / シャンパーニュ・ルイゾン・リヴィエール [2022] Louison Rivière / CHAMPAGNE LOUISON RIVIERE
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生産者情報
シャンパーニュ地方コート・デ・ブランの Cramant(クラマン)にドメーヌを構えるレコルタン・マニピュラン Louison Rivière。
当主のルイゾン・リヴィエールは、Cramant と Chouilly(シュイィ)に点在する約2へクタールの畑を一人で管理しています。
1800年代にはワインを造り始めたという記録が残っている家系において、彼女は5代目の生産者であり、5世代のなかで初のそして唯一の女子でもあります。現在、暮らしている家もクラマンで一番古い家で1600年代に建てられたものだといいます。ドメーヌを引き継ぐ前、5年間ナンシーの美術学校に通い、絵画、シルクスクリーン、彫刻を専攻し学んでいたルイゾン。80年代のパンク運動、自由表現主義、アール・ブリュットに影響を受け、フランドルの画家ピーテル・ブリューゲルに熱中します。そして美術学校卒業後は、パリのワインバーで働きながら絵画の技術を深めるためのアーティスト・イン・レジデンスに参加したり、芸術家として活動をしていました。
シャンパーニュに戻ったのはコロナの年でした。祖父が病気になったこともあって父親から戻ってくるよう打診があったことがきっかけでした。父親はピアニストから転身してヴィニュロンになった異色の経歴の持ち主。世界中でコンサートを開くほどのアーティストで、地元ではモーツァルトと呼ばれていました。その姉の叔母は今でもピアニストです。芸術一家に生れながらにして彼女もまたアーティストから転身し、ヴィニュロンを目指すことになります。人生をブドウ畑に捧げることを目指していたわけではありませんでしたが、ブドウ畑の世話をすることが、とにかく好き!というルイゾン。仕事が苦になることはありませんでした。しかし父親から醸造のことなどを教わる過程で、父親と自分は全く違う好みを持っているということに気がつきます。
料理好きの彼女に今でも星付きレストランを紹介するほどグルメな祖母(92歳)の影響もあって、地元の有機農産物を積極的に消費しているルイゾン。ブドウ畑も同じように手入れすることが重要という考えに至ることは、ごく自然な流れでした。
醸造に関しても父親のクラシカルな造りから彼女の理想的な醸造に切りかえるため、ビオディナミにも、全く亜硫酸を加えないことにも今後挑戦していきたいと考え、しかしまだそこに至るには遠い道のりだと認識しています。
ヴィニュロンになることが目標ではなかったと言いながら理想的な将来を見据え覚悟を決めた彼女。現実を冷静に受け止めながら一歩一歩前進する姿には逞しさを感じます。
初ヴィンテージは、悩みながらも父親の顧客を意識し、ほんの微量ながらドサージュをしました。エチケットは彼女が描いた絵画です。
「私がやりたいことは出来る限り手を加えないということ」それを叶えることが難しいシャンパーニュという土地で、そう断言する彼女は、もう自分でエチケットを描くことはしないと言います。「その労力をこれからは全てワイン造りに費やしていきたい」そしてドサージュも初ヴィンテージが最初で最後と決めた。今後ドサージュをすることは考えていません。
持続可能な栽培方法を選択し、ブドウ畑の健全性を維持しつつ、現代的な農業技術の向上に意欲的なルイゾン。独自の個性と魅力を持つワインを生み出そうと日々畑と向きあって格闘しています。
誰もが羨むような素晴らしい土地で表現できる幸運を、これからどう活かして自身が納得できるシャンパーニュに辿り着くのか、SOUは彼女の初リリースから輸入し成長を見守っていきたいと思います。
醸造に関しても父親のクラシカルな造りから彼女の理想的な醸造に切りかえるため、ビオディナミにも、全く亜硫酸を加えないことにも今後挑戦していきたいと考え、しかしまだそこに至るには遠い道のりだと認識しています。
ヴィニュロンになることが目標ではなかったと言いながら理想的な将来を見据え覚悟を決めた彼女。現実を冷静に受け止めながら一歩一歩前進する姿には逞しさを感じます。
初ヴィンテージは、悩みながらも父親の顧客を意識し、ほんの微量ながらドサージュをしました。エチケットは彼女が描いた絵画です。
「私がやりたいことは出来る限り手を加えないということ」それを叶えることが難しいシャンパーニュという土地で、そう断言する彼女は、もう自分でエチケットを描くことはしないと言います。「その労力をこれからは全てワイン造りに費やしていきたい」そしてドサージュも初ヴィンテージが最初で最後と決めた。今後ドサージュをすることは考えていません。
持続可能な栽培方法を選択し、ブドウ畑の健全性を維持しつつ、現代的な農業技術の向上に意欲的なルイゾン。独自の個性と魅力を持つワインを生み出そうと日々畑と向きあって格闘しています。
誰もが羨むような素晴らしい土地で表現できる幸運を、これからどう活かして自身が納得できるシャンパーニュに辿り着くのか、SOUは彼女の初リリースから輸入し成長を見守っていきたいと思います。
商品説明
・品種:シャルドネ(樹齢10~90年)
・アルコール度数:12%
・グランクリュ:クラマン・シュイィ
・土壌:石灰質
・収穫:2022年9月(暑く雨が少なかった年)
・琺瑯タンクで醸造(MLFあり)
・ブレンドなし(100%2022年のブドウ)
・デゴルジュマン:2024年7月
・ドサージュ:4㎎/l (エクストラ・ブリュット)
《テイスティングコメント》
洋ナシ、キンカン、フレッシュのレモン。泡立ちはキメが細かくタイトで繊細。上品で親しみやすく円みのあるテクスチャー。白コショウのようなエピス感とほんのり塩味、程よい苦みが溶け込んでいて食欲をそそる味わい。
| 容量 | 750ml |
| タイプ | 白泡 |
| 度数 | 12% |
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地域
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フランス / シャンパーニュ |
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生産者
|
ルイゾン・リヴィエール |
| ブドウ品種 | シャルドネ(樹齢10~90年) |
| その他 |
ブレンドなし(100%2022年のブドウ)デゴルジュマン:2024年7月
ドサージュ:4㎎/l (エクストラ・ブリュット) |
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