赤ワイン
クレモン・ポワレル / サブ・ディーヴォ [2022] Clement Poirel / Sub Divo
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生産者情報
クレモン・ポワレルは2018年ヴィンテージを最後に引退したジャン・フランソワ・シェネの醸造所と畑の一部を受け継ぎ、この2020年が初ヴィンテージとなります。アンジュで先駆けて自然派ワインを造り始めた生産者グループのひとり、父親であるFrancis Poirel率いるChateau de Surondeで、彼は2002年〜2004年の3年間働きワイン造りを学び、その後は収穫や剪定などをニコラ・ジョリーなどの優れた生産者で行いました。
普段のクレモンは優しく落ち着いており、常に暖かい笑顔で接してくれます。大切な畑と醸造所を譲ったシェネは、「クレモンはとても誠実で畑仕事を心から愛しており、全ての仕事をもの凄く丁寧にやることを、ずっと前から分かっていたからだよ。」と私たちに話してくれました。このことはクレモンが私たちに述べた「真に素晴らしいワインを造るならば、畑の面積と作業する人数の理想的なバランスは1人につき1haだと思う。しかし生活もかかっているため、ブドウの質を充実させつつ生計を立てることが辛うじて可能な2haを僕は選択した。」と彼自身の考えを教えてくれた事と繋がっているように感じます。
2005年以降JFシェネの手により無農薬に転換されたシスト土壌の畑2haでクレモン・ポワレルは、シュナン・ブラン、グロロー、カベルネフランを栽培しています。
シュナン・ブランは主に230Lの樽(樽も一部シェネの物を引き継ぐ)で最低18ヶ月の熟成を基本とし、赤は主にグラスファイバータンクで醸造されて収穫の翌年にリリースとなります。
商品紹介
全房で12日間のマセラシオン。グラスファイバータンクで発酵と熟成。2023年4月瓶詰。
僅かに紫がかったやや淡い赤色。クランベリーやフランボワーズ、葉付きの苺、赤いプラム、小梅、ドライ苺などの新鮮な果実や充実感のある赤い果実の香りが混ざり合い、加えて赤紫蘇や赤や紫の花のドライフラワー、お香、カルダモンなどの香りが伺え、たおやかな印象を受けます。口に含むと瑞々しさが感じられるしなやかな口当たりで沁み込むように広がります。控えめな甘さで凛とした酸がドライ苺などの果実の風味と調和し、少し若々しい黒系果実の風味が時折顔を覗かせながら、ややトーンの落ち着いた様子で旨みが絡み合い口中を満たします。アフターにかけてカルダモンやコリアンダーなど爽やかなスパイスの風味が感じられ、余韻に清涼感のあるアクセントを与えています。チャーミングな果実の風味と奥ゆかさが溶け込む、滋味溢れるミディアムスタイルです。
容量 | 750ml |
タイプ | 赤 |
度数 |
11%
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地域
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フランス / ロワール
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生産者 | クレモン・ポワレル |
ブドウ品種 | グロロー |
その他 |
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