バルバカルロ / バルバカルロ［2013］Barbacarlo

ロンバルディーア州パヴィアの南にあるブローニという町の、古い家系であるマーガ家によって営まれるワイナリー。
現在はバルバカルロとモンテブォーノという畑から約20000本のワインを生産。畑はブローニの町の背後にある“マーガ谷”と呼ばれる丘陵地帯にあり(以前はこの谷一帯がマーガ家の所有だった)、周囲を緑に囲まれ外界と隔絶されており、彼らの行なうような“自然農法”を行なう上では理想的な環境となっている。無施肥による栽培、雑草も年3回刈るだけで畑には一切鋤き込まず時間をかけ自然に堆肥化させ、農薬もボルドー液のみを使用し、散布も従来の3分の1以下の回数しか行なわない。畑が急な傾斜にあるため、ボルドー液散布に特殊なトラクターを用いるだけで、除草・収穫など他の作業は全て手で行なう。
温度管理を行なわずに醗酵させたワインを大樽で熟成。樽の移しかえを何回も行うことで澱を取り除き、収穫翌年の春にボトリングを行い、瓶を横にした状態で2ヶ月ほど熟成させた後、瓶は立てられリリースを待つ。2酸化硫黄は樽を洗浄するときに使うのみで、醸造・ボトリング時には一切使用しない。
3つの畑、ワイナリー名でもあるバルバカルロは彼の最上のワイン、ロンケットは現在生産されていない。

商品紹介

現在ヴィナイオータがオンリストしているリーノのワインは実に21アイテム！ほんの2～3年前までは、莫大な本数のバックヴィンテージがセラーで眠っていたはずなのに、ここ2年くらいの間でようやくその価値が認められるようになったのか、凄い勢いで売れてしまったそうで、そこかしこに埃をかぶったボトルがあったセラーはすっからかんに…。大きく後悔した太田は、一切ためらうことなく残っていた新旧ヴィンテージを全て仕入れたものの、蔵出し価格も物によっては1.5倍ほどに、、そのまま値付けはできないと判断、ヴィナイオータ専売の1993年ヴィンテージを多売することで調和を取るべく、他のヴィンテージは極限の価格設定をしております。2013年はまだまだ若い印象！7年経ってもこんなに若々しいのか！と驚くほど。※ボトルネックについているタグには、「2013年は30年熟成できる」と書かれています！！まだまだ熟成させてみたいワインですが、もちろん今飲んで頂いても十分に満足いただけるワインです。生き生きとした果実感と上質なタンニンのバランスが高いレバルで調和しています。