フランツ・アーネルト / トゥール・ド・フランツ [2023] FRANZ ANHERT

生産者情報

2025 年の 2 月、ロワールのサロンの Sec fruité にてフランツ・アーネルト氏と出会いました。彼はドイツ東部にあるケムニッツ近郊のザクセン州、ケーニヒスハイン=ヴィーダーアウ出身。母は馬の寄宿施設を、父は大工仕事をしており、農場で育ちました。家族ぐるみでワインに親しみ、15 歳でプロヴァンスのワインフェスでワインに出会ったことがきっかけで醸造に興味を持ちました。様々なインターンシップを経て、ガイゼンハイム大学でブドウ栽
培と醸造学を学び、スペイン・バルセロナでのインターンを通して自然派ワインに関心を深めます。卒業後は南チロルのプランツェック・ワイナリーでの実務経験が転機となり、その後イタリア、ジョージア、オーストリアなどでもインターンシップを重ねました。パンデミック中は Umathum(オーストリアの老舗ワインメーカー)でチームリーダーとして働き、2021 年の収穫期にはフランスの Domain La Taupe でアシスタント・ワインメーカーとして活動。その後伝統的な製法に疑問を抱き、2022 年に Umathum を退職。2023 年 1 月から再び La Taupe に戻り、2024 年の収穫期まで勤務。現在はオーストリアの Piri Naturel(Christine Pieroth)で働きながら、2025年の自身のワイン用のブドウを探している。

商品情報

ベルトヤン・モルの支援のもと、マレイユの生産者からブドウを購入。収量 30hl/ha。カルクハルティーガー(石灰質)土壌と、レミガートン(シルト質)土壌からなる。過熟状態のガメイ(収穫時点での潜在アルコール度数:14.5%)を破砕せずにダイレクトプレスし、ステンレスタンクへ。既に発酵が始まっていたガメイのジュースを澱引き後、健全ながら全く未熟で、青い状態のピノ・ドニス(同:10.5%)を全房で 3 週間マセラシオン。その後バスケットプレスで 8 時間かけて圧搾。無濾過、無清澄、亜硫酸塩無添加。

＊ギフトラッピングご希望の方は、こちらよりボトルサイズにあったものをカートにお入れください。

＊写真は現行ヴィンテージ（生産年）と異なる場合がございます。