ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン / ル・カノン ヤマ エ ソー [2023] La Grande Colline Japon / Le Canon Yam &So[お一人様2本までお願いします]
生産者情報
大岡 弘武 おおおか ひろたけ
1974年 東京生まれ
1997年 明治大学理工学部卒業、同年ボルドー大学醸造学 DNO(醸造士コース)入学1999年 同大学を中退、ボルドーBTSA(醸造栽培上級 技術者養成校)に入学
2001年 同資格取得
1999年〜2002年
ギガル社でエルミタ ージュ地区栽培長。
2002〜2006年
ドメーヌ・ティエリー・アルマンの栽培長を務める
2002年
ラ・グランド・コリーヌ社を設立、フランスにおける日本人の個人ワイナリーのパイオニアとなる。
2013年
『ニューヨーク・タイムズ』(世界版)に取材を受け、世界の一流レストランでワインが採用されるようになった。
2016年
帰国。ラ・ グランド・コリーヌ・ジャポン社を立ち上げ、岡山県で葡萄栽培とワイン醸造を開始。
2021年
一般社団法人おかやま葡萄酒園 を設立。
現在
日仏でワインづくりのコンサ ルティングを行う。
■訳 書「実りの言葉」(ラ・ グランド・コリーヌ・ジャポン、2017年)
■著 書「大岡弘武のワインづくり 自然派ワインと風土と農業と」
(エックスナレッジ、2021年9月)
商品紹介
初期のル・カノン赤を彷彿とさせる軽快な赤ワインです。神戸のカベルネソーヴィニオンと岩手のヤマブドウのワインになります。 なぜこのワインが出来上がったかを、少し長くなりますがご説明しますのでお付き合いくださいませ。 神戸市北区で樹齢40歳を超すカベルネソーヴィニオンを有機栽培にチャレンジしれくれた生産者がおります。昨年は残念ながら春に雨が多かったためべと病にやられ、少ない収穫量となってしまいました。その隣の畑には、夏が暑くてカベルネの色が入らず、引き取り手がいなく、収穫されずに畑に残っていました。年に数回化学農薬を使っていたため、悩みましたが、このまま廃棄させるのはあまりにももったいないと、収穫を申し出て、色が薄い赤ワインを作りました。暑さのせいで酸が落ちて色が入らないのであれば、それを補完する品種と混ぜれ
ば良いのでは と思い至りました。
酸が高くて色が濃い品種といえば、ヤマブドウです。岩手県野田村のヤマブドウを使
用しています。親友が震災直後から野田村にお手伝いにいっておりました。彼から若く有
望な移住者が山ブドウの有機栽培にチャレンジしているということを聞いておりました。
彼を応援したい気持ちもあり、葡萄を送ってもらって醸造を行いました。2023年は秋
に好天が続き、とても良い葡萄が収穫出来ました。これは村の組合の葡萄を使用している
ために慣行農法になります。
ヤマソーヴィニオンというヤマブドウとカベルネソーヴィニオンをかけ合わせた品種
がありますが、こちらはヤマブドウとカベルネソーヴィニオンのワインを合わせたものな
ので、ヤマとソー というワイン名にしました。 神戸の生産者の信頼が得られて、2024年から赤の全区画を有機栽培でチャレンジしていただけるとの連絡がありました。とても嬉しいです。日本に有機栽培の畑がもっともっと増えるといいですね。
品種構成: カベルネソーヴィニオン 2/3 山葡萄 1/3
醸造法:ぶどうを丸ごとタンクに入れ、21日間マセラシオン・カルボニック。タンクに
入り葡萄を潰して、自然酵母により発酵。3日ほどのマセラシオンのあと、垂直プレスで
圧搾。ステンレスタンクで発酵、熟成。2023年3月末に瓶詰め。清澄剤、フィルター
不使用。亜硫酸(二酸化硫黄)完全無添加。
味わい: グラスに注ぐと、色合いは紫がかったルビーのような明るい赤。
香りは果実味が中心で イチゴやクランベリーなど赤い果実とともにスミレ、森の土のよ
うな奥行きも感じられる。口に含むと滑らかな舌触りで、スルスルと流れていく軽めな味わい。ベリーのチャーミングな甘酸っぱさと、酸とタンニンのバランスがよい調和したミディアムボディの赤ワイン。
飲み頃:5年ぐらい。
亜硫酸無添加ですので、14度以下での保存をお願いいたします。
容量 | 750ml |
タイプ | 赤 |
度数 | 8% |
地域
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日本 / 岡山 |
生産者
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ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン
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ブドウ品種
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カベルネソーヴィニオン 2/3 山葡萄 1/3 |
その他 | 慣行農法の葡萄を使用 |
*ギフトラッピングご希望の方は、こちらよりボトルサイズにあったものをカートにお入れください。
*写真は現行ヴィンテージと異なる場合がございます。
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