赤ワイン

パーチナ / パーチナ [2015] Pacina / Pacina

¥4,070 (税込)

E9-5238

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パーチナ / パーチナ [2015] Pacina / Pacina
パーチナ / パーチナ [2015] Pacina / Pacina

生産者情報

パーチナのステーファノとジョヴァンナ夫妻。パーチナは900年代には修道院だったところで、シエナに住んでいたジョヴァンナの曾祖父が屋敷を含む60ヘクタールにも及ぶ地所を購入したのがはじまり。

キャンティの某有名ワイナリーで醸造家として働いていたミラノ出身のステーファノは、当時同僚だったレ ボンチエのジョヴァンナ モルガンティを介してジョヴァンナ(パーチナの。ややこしいですね)と知り合い、2人はのちに結婚します。その後、別の大手ワイナリーで醸造部門の責任者として働いていましたが、経営体質に嫌気が差し、このワイナリーを去ることにします。

彼自身、それまではビジネスとして、”売れる” ワインを醸造してきたわけですが、醸造家という立場にありながら、パーチナで行われている農業のあり方に非常に共感を覚え、そのブドウでワインを醸すことを決意します。それまでは量り売りないし桶売りしていたワインを、1987年からボトリングを開始します。

1000年以上前と変わらぬ考えで
パーチナで行われている農業とはというと、環境問題やエコシステムについて研究する学者で、Legambienteという環境保護団体の創始者の1人でもあったジョヴァンナの父は、かつては普通に行われてきた農業形態の重要性を説き、それをパーチナでも実践します。森を残し、耕作地全てをブドウやオリーヴ畑にするのではなく、穀物など様々な作物を育てることでパーチナという地所内でのモノカルチャーを避け、広大な土地を利用して常に休閑地を設けることで、地力の回復を図り…つまり、ブドウ畑だったところを数年、もしくは数十年は休閑地もしくは他の作物用の畑として利用した後に、再びブドウ畑として以降数十年は利用して、また休閑地にして…ということをやっているというのです。それは、1000年以上前に修道院ができ、周りを開墾して畑を作った時から全く変わらない考え方で、農業を行っているということになります。

ブドウ畑だった場所を数十年も休ませてからまたブドウ畑として利用するなんて話を初めて彼らから聞いたときは、本当に面食らいました。ワインの世界にはグランクリュなる言葉があり、そのグランクリュを数年でも休ませる話を他の誰からも聞いたこともなかったですし。この重要性に関しては、パーネヴィーノのジャンフランコもカーゼ コリーニのロレンツォ コリーノも力説します。

たたきの上で眠るワイン
醗酵はセメントのタンクで行い、乳酸醗酵が終了するまでそのまま静置されます。キャンティ用のワインはその後大樽ないし、500Lサイズのトノー樽へと移されるのですが、ウナギの寝床のような地下セラー、地面はいわゆる “たたき(三和土)” で、粘土に石灰を混ぜて叩いて作ったもの。昔のまま!現在では、年によって5-6種類のワインを生産しています。

商品紹介

2008年までは「キャンティ コッリ セネージDOCG」としてリリースされていた彼らのフラッグシップワイン。酷暑だった2009年に、"遊離亜硫酸塩(酸化防止剤)の量が少ない"という理由でキャンティの官能検査を落とされたことをきっかけにDOCGでリリースすることをやめ、それ以降は「パーチナ」という名前でトスカーナIGPでリリースしている。
平均樹齢は約30年。広大な敷地を持つパーチナでは収穫は複数回行われるが、最も状態の良いブドウでこのパーチナが造られている。セメントタンクで平均6週間程度マセレーション後、大樽に移され24か月間熟成。ボトリング後さらに2年熟成してからリリース。

容量 750ml
タイプ
度数
14%
地域
イタリア/トスカーナ
生産者
パーチナ
ブドウ品種
サンジョヴェーゼ主体、カナイオーロ、チリエジョーロ
その他


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パーチナ / パーチナ [2015] Pacina / Pacina
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